「3階だから」といって、ゴミの量が少なくなるわけではありません。
むしろ今回困ったのは、部屋の中から出したゴミを地上まで運ばなければならないことでした。
エレベーターのないアパートの3階。室内には大量のゴミ袋や空き容器、雑誌、衣類、段ボールなどがあり、玄関まで細い通路が残っているだけでした。
片付けを始める前は、「袋に詰めて階段で運べばいい」と簡単に考えていました。
しかし、実際にやってみると数往復しただけでかなり疲れます。
部屋の中で袋詰めしても作業は半分しか終わらない
ゴミ屋敷の片付けというと、室内でゴミを分別する場面を想像しがちです。
ところが集合住宅では、部屋から外へ運び出す作業も大きな負担になります。
一袋ずつ玄関へ運び、そこから階段を使って1階まで下ろします。
雑誌などが入った袋はかなり重く、階段では特に注意が必要です。
さらに、大量の袋を共用廊下へ長時間置いておくわけにもいきません。ほかの住人が通る場所なので、室内でまとめた物を順番に運び出していく必要があります。
最初の数袋は順調でしたが、何十回も往復することを想像すると、とても自分たちだけでは終わらないと思いました。
大型家具を見て完全に考えが変わった
決定的だったのは、大きな家具です。
室内にはベッドや棚、古いテーブルなどが残っていました。
小さなゴミなら袋へ入れられますが、家具はそうはいきません。
部屋から玄関まで運び、さらに階段を下ろす必要があります。狭い階段では壁などにぶつけないようにしなければならず、素人だけで無理に運ぶのは大変です。
こうした状況まで含めて考えると、専門業者に相談するほうが現実的だと感じました。
高松市でゴミ屋敷片付けならハートスタッフへ相談する方法もあります。ハートスタッフでは高松市のゴミ屋敷片付けについて相談できるため、大量のゴミがある部屋で自力対応が難しい場合には、現状を伝えて片付け方法を確認してみるのも一つの方法です。
単純に「ゴミが何袋あるか」だけではなく、どこからどう搬出するのかまで考える必要があると分かりました。
集合住宅だから周囲への配慮も必要だった
一戸建てとの違いを感じたのは、ほかの住人がすぐ近くに暮らしていることです。
片付けのために何度も階段を往復しますし、共用部分を使用します。
大量のゴミを運ぶとなれば、できるだけ周囲の迷惑にならないように進めたいところです。
室内に食品関係のゴミが多い場合は、扉を開けたときの臭いも気になります。
本人は部屋の中に長くいるため臭いに慣れていましたが、久しぶりに訪れた家族にはすぐ分かりました。
ゴミ屋敷は室内だけを見ていればよい問題ではなく、集合住宅の場合は共用部分や近隣への影響まで考える必要があります。
階段を普通に上り下りできるだけで気持ちが変わる
片付けが進むにつれて、玄関周辺の物がなくなりました。
以前は扉を開けてもすぐ荷物があり、室内へ入るだけで大変でしたが、何もない玄関が見えるとそれだけで印象が変わります。
部屋の中にも通路ができ、物をまたがずに移動できるようになりました。
大量のゴミがあるときは「全部なくすなんて無理」と感じていましたが、床が広がっていくと終わりが見えてきます。
片付け後は階段を上がって玄関を開け、普通に部屋へ入れるようになりました。
当たり前のことですが、その当たり前を取り戻したことが一番大きかったように思います。
まとめ
エレベーターのない集合住宅にあるゴミ屋敷は、室内の片付けだけでは終わりません。
大量のゴミを階段で運び、大きな家具なども搬出しなければならないため、物量が多くなるほど負担も大きくなります。
また、共用廊下や階段は自分だけのスペースではありません。周囲に配慮しながら作業する必要があります。
数袋程度なら自分で運べても、何十袋ものゴミや家具まである状態では事情が違います。
室内を見て「片付けるのが大変そう」と感じるだけでなく、最終的にどうやって建物の外へ出すのかまで考え、それが難しい場合は専門業者への相談も検討するとよいでしょう。

